円形脱毛症

円形脱毛症とは

その他の疾患の疾患のイメージ

何の前触れもなく、毛が抜けてしまい、多くは境界がはっきりした円形の脱毛斑がみられるようになります。大半は直径2~3cmの脱毛斑が単発あるいは2ヵ所程度の単発型で、この場合は、これといった治療をしなくても自然と治癒するようになります。

ただ単発型以外にも頭全体に数ヵ所の円形の脱毛斑が多発する多発型、多発した脱毛斑同士がくっついて、さらに大きな脱毛斑を形成する多発融合型、頭髪がほとんど抜けてしまう全頭型、頭髪だけでなく、全ての体毛が抜け落ちてしまう汎発型というのもあります。

発症の原因については、自己免疫疾患やストレスといったことが挙げられていますが、完全に特定されたわけではありません。

治療について

治療内容は症状の程度によって異なります。円形の脱毛斑が単発~数個程度であれば、ステロイドあるいはカルプロニウム塩化物の外用薬を使用していきます。また全頭型の患者さまには、ステロイドの内服薬や点滴をするなどしていきます。このほか、症状がずっと長引いているという場合は、液体窒素による凍結療法、紫外線療法、ステロイド局所注射、局所免疫療法などが行われることもあります。

薄毛(男性型脱毛、
女性型脱毛)

薄毛とは

男性型脱毛症(AGA)は、毛器官で発症する疾患の代表的なもので、男性ホルモン(アンドロゲン)が関係しているとされ、主に頭頂部と前頭部の毛髪が抜けてしまう状態を言います。

人の髪の毛にはヘアサイクル(毛周期)というのがあって、髪が生え、抜けて、再び生えるといった周期(成長期、退行期、休止期)を繰り返しています。この周期は男性であれば3~5年で1サイクルと言われています。発症のしくみとしては、まずアンドロゲンの中のテストステロンが(Ⅱ型5α還元酵素によって)還元され、それによってジヒドロテストステロン(DHT、男性ホルモンの一種)となって、これが毛包の受容体と結合します。するとヘアサイクル(成長期)は次第に短縮し、だんだんと毛包が縮小、それによって前頭部と頭頂部の軟毛化が進み、やがて脱毛していくという流れになります。

AGAは思春期以降から、時間をかけてゆっくりと進行することが多いですが、その程度というのは人によって異なります。早い方では20代前半で、その兆候がみられることもあります。その間にこれといった対応をしなければ、やがて薄毛が進み、脱毛化するようになります。

ちなみに女性にも男性ホルモン(テストステロン)は分泌されているので、AGAと同様の症状がみられるようになります。これを女性型脱毛症と言います。この場合は頭頂部が広範囲に渡って薄くなるのですが、男性のように毛が抜けるということはありません。また発症時期に関しては、多くの女性が閉経を迎える更年期(45~55歳)にみられることが大半です。

治療について

男性型脱毛症では、テストステロンをDHTに変換させない働きがあるとされる成分フィナステリドを含むプロペシア、フィナステリドの約1.6倍の改善効果があるとされるデュタステリドを主成分とするサガーロといった内服薬のほか、外用育毛剤のミノキシジルを使用していきます(プロペシアやサガーロと併用可能)。なお、副作用として内服薬には、性欲減退や勃起不全、肝機能障害などが報告されています。外用薬では、頭皮にかゆみや不快感といったものがあります。

女性型脱毛症の場合は、パントテン酸カルシウムやケラチンといった成分が配合されているパントガール(内服薬)による治療となります。副作用に関しては、現時点で重篤な症状の報告はないものの、軽度の症状として、めまい、頭痛、下痢、腹痛、胸やけ、動悸などの報告はあります。

しみ・肝斑

しみ・肝斑とは

一口にしみと言いましても、様々な種類があります。一般的には紫外線を長い間浴び続ける、加齢などが原因で発生する老人性色素斑のことをしみと言うことが多いです。これは、主に中年~高齢者の世代にみられ、露光部とされる顔、首、腕(手の甲)といった部位に黒もしくは褐色で形の整っていない数mm~数cm程度の斑(しみ)がみられている状態です。

一方の肝斑は、顔面の頬、口の周り、おでこといった部分に左右対称で発生する色素斑のことで、地図上の模様をした境界がはっきりした褐色のしみがみられるようになります。30~40代の女性に発症しやすいのも特徴です。原因に関しては、現時点で特定されているわけではありませんが、紫外線やホルモンの影響によるメラノサイトの活性化などが考えられています。また閉経を迎える頃になると色が薄くなる、消失するなどしていきます。

治療について

しみ・肝斑に対して効果のある内服薬や外用薬を取り扱っています。ひとりひとりのご希望・ご症状に合った治療法を提案いたしますので、まずは医師による診察をお受けください。

尋常性白斑

尋常性白斑とは

尋常性白斑は、何かしらの原因によって、皮膚の色が部分的に白く抜けてしまう(後天性の)色素脱失症のひとつです。

尋常性白斑は、色素脱失症の中でも患者数が最も多く、このような症状は、メラニン作る細胞が減少あるいは消失することで起きるとされています。発症の原因については、説はいろいろありますが、現時点では特定されていません。また皮膚の一部の色が変化する以外は、これといった症状はみられません。ただ尋常性白斑とよく似た疾患は、他にもありますので、しっかり鑑別する必要はあります。

また同疾患は、白斑の発生の仕方によって、大きく3つに分類(非分節型、分節型、未分類型)されます。非分節型は、皮膚分節(神経支配領域)に関係なく、白斑が発生するもので、白斑の形(模様)や発症部位(顔面、体幹、手足など)は様々です。そのため、汎発型、2病変部以上の粘膜型、指趾顔面型、混合型、全身型などに分けられます。分節型は、神経の支配領域に白斑が一致し、主に体の片側でみられます(顔面の部位に発症しやすい)。未分類型は、狭い範囲内で白斑が1ヵ所のみの場合を言います。

治療について

最もよく行われているのが、ステロイド系の外用薬で、白斑が体表面積の1~2割程度の場合に使用されることが多いです。また、ステロイドの外用薬では効果が得られにくいとされる白斑(汎発型 など)については紫外線療法(ナローバンドUVB療法)が選択されることが多いです。

赤ら顔(酒さ)

赤ら顔とは

主に中高年世代に発症するとされ、顔面とくに眉間、鼻の周囲、頬といった部位を中心に赤くなる、小さい吹き出物がみられるなどします。これは、慢性的な炎症疾患によるものと言われますが、現時点で原因は特定できていません。ただ、紫外線の影響、ストレス、アルコールといったものが状態を悪化させるのではないかと言われています。

なお赤ら顔(酒さ)と一口に言いましても、発症の種類としては3つに分けられます。1つは紅斑性酒さと呼ばれるタイプで、鼻や頬の周囲に発赤、かゆみなどの症状がみられるほか、毛細血管の拡張、脂漏やフケなども現れます。飲酒や寒暖差によって、さらに症状が悪化することもあります。次は、酒さ性座瘡というタイプで、ニキビのような症状(赤くなっている丘疹、膿疱 など)が顔全体にみられている状態です。3つ目は鼻瘤というもので、これは鼻が赤くなっているほか、丘疹が集まって鼻頭周囲に表面が凸凹している皮がズル剥け状態の腫瘤が確認できます。このほかにも角膜炎や結膜炎などの眼症状が併発していることもあります。

治療について

主に薬物療法が基本となります。具体的には、抗菌薬の内服や外用薬といったものです。また毛細血管の拡張や鼻瘤状態にあるという場合は、レーザー療法などを行います。このほか、血管を拡張させる刺激物(アルコール、カフェイン など)の摂取、ストレス、寒暖差の刺激といったことも避けるなど、生活習慣の見直しも大切です。
*当院ではレーザー治療は行っておりません。

手足多汗症

手足多汗症とは

多汗症とは、異常な発汗がみられ、それによって日常生活に支障をきたしている状態を言います。この場合、全身の発汗が異常な全身性多汗症と、手、顔、わきの下など一部の部位だけ異常な発汗がみられる局所性多汗症に分けられます。手足多汗症は、発汗の異常が手や足に限定しているので、局所性多汗症となります。またどちらの多汗症も、さらに原発性(精神的緊張や運動を亢進させる など)と続発性(主に病気によって引き起こされる)に分けられるのですが、続発性であれば、原因疾患の治療を優先することになります。

治療について

原発性の手足多汗症であるという場合は、イオントフォレーシス(発汗が異常な手足を水道水の容器の中に入れ、その中に電流を流します。1回あたり15分の治療で通院の必要があります)をはじめ、多汗の部位に塩化アルミニウムの外用薬を塗布し、汗の量を減少させる薬物療法、ボトックス注射(A型ボツリヌス菌毒素局所注射:交感神経より発汗指令を出すアセチルコリンを抑制させ、汗の量を減らす)などを行っていきます。

掌蹠膿疱症

掌蹠膿疱症とは

左右両方の手のひらと足底に無菌性の膿を含んだ水疱(膿疱)や湿疹などが多発する皮膚疾患で、良くなったり悪くなったりを繰り返します。発生し始めの頃は、かゆみがみられることが多いです。なお発生した膿疱は、数日が経過するとかさぶたとなって治癒するようになりますが、2~4週間の間隔で繰り返すこともあるほか、人によっては骨関節炎(主に首、鎖骨、腰の部分)を併発することもあります。

なお発症の原因については、現時点で特定されたわけではありませんが、喫煙、慢性の感染症(自覚症状がみられない程度の扁桃炎 など)、金属アレルギーなどが関係しているのではないいかと言われています。

治療について

皮膚症状については、ステロイドやビタミンD3の外用薬のほか、紫外線療法(ナローバンドUVB、PUVA)を用います。また、掌蹠膿疱症関節炎の症状がみられている場合は、免疫抑制薬を服用するなどします。

プラセンタ注射

プラセンタ注射とは

(10回毎に1本プレゼント)
※男性の方でも投与可能
ラエンネック:1A 1000円(税込)

プラセンタとは、胎盤のことです。胎盤は母体から胎児に向けて、酸素や栄養素(タンパク質、ミネラル、脂質、ビタミン、糖質)を届ける役割があるなど、お腹の赤ちゃんの成長に欠かせない臓器のひとつであります。

胎盤からこの多大な成長因子を抽出し、様々な薬理作用を期待して用いられているのがプラセンタです。プラセンタには、サプリメントや内服薬、注射剤とあるわけですが、注射剤の場合は、人間のプラセンタエキスを原料としています。

もともとプラセンタは、肝臓疾患(肝炎、肝硬変 など)や更年期障害に対する治療薬として使用されていましたが、同薬を使用している患者さまの肌がきれいになった(抗炎症作用や抗酸化作用 等)などの副効用が確認されると美容目的でも用いられるようになりました。この場合は、保険適用外となりますが、プラセンタ注射をすることで、しわやたるみの修復、ニキビや乾燥肌の改善にも効果があるとされています。

なお、プラセンタ注射は1度打つだけでも効果を実感することができます。ただ即効性は高いものの持続期間は短いため、持続的な効果を期待する場合は、ある一定の間隔(2~4週間おき など)で打つ必要があります。したがって、定期的に通院していただくことになります。

また副作用に関してですが、そもそも肝疾患の治療などで用いられているものなので安全性は高く、これまで重篤な症状がみられたという報告はありません。それでも、注射部位に痛みや腫れ(数日ほどで消えます)がみられるほか、アレルギー性の発疹などが現れることもあります。

ピアス

施術について

  1. 未成年の方は、保護者同伴または同意書が必要
  2. 施術部位:耳たぶのみ
  3. 料金:両耳 5000円(処置代、材料費込
  4. 材料:シルバータイプはステンレス製、ゴールドタイプはステンレス製に24金コーティング
  5. 所要時間5分、ピアスガン使用